2019年7月7日
オリーブオイルには、一価不飽和脂肪酸である「オレイン酸」が多く含まれており、脳卒中や心筋梗塞などの発症リスクを減らすという報告があります。
ゴボウに含まれる食物繊維量は、野菜の中でもトップクラスです。食物繊維は「水溶性」と「不溶性」に分けられますが、働きが異なるので、両方をバランスよく摂るのが理想的です。ごぼうは水溶性の「イヌリン」と、不溶性の「リグニン」をほぼ半分ずつの割合で含んでいるので理想的なのです。「イヌリン」は、血糖値の急上昇を抑制しまし、また、大腸の運動を活発にしてくれ、腸内の善玉菌を増やすことで腸内フローラを改善すると言われている。リグニンは、腸の運動を活発にして便秘や肥満を予防し、体内の有害物質を排出します。また、コレステロールを下げ、これにより血圧も下がり動脈硬化を予防することができます。
ゴマの油脂を構成する脂肪酸は、主に不飽和脂肪酸である「リノール酸」と「オレイン酸」です。 リノール酸は、人間にとって必須脂肪酸のひとつで、体内では合成されず、食品から摂取しなければならなりません。オレイン酸は、必須脂肪酸ではないのですが、悪玉コレステロールであるLDLを抑え、善玉コレステ ロールであるHDL高める作用があること言われています。そして、セサミンという物質が含まれます。セサミンは、悪玉コレステロールを低下させて動脈硬化を防いだり、ヒトの血圧を下げる効果があるという報告もあります。