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シソ-紫蘇-Perilla

  • 学名:Perilla frutescens
  • 分類:シソ科シソ属
  • 原産地:中国
  • 仏名:perilla de Nankin

シソ-紫蘇-Perilla

中国南部、ヒマラヤ、ミャンマー原産のシソ科の1年草草本。日本へは、8~9世紀に中国から伝わり、奈良時代にすでに薬用、または、食品香味料として重宝されていました。

シソの栄養素

シソは、β-カロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどのビタミン類、鉄、カルシウム、リンなどのミネラル類を含みます。また、クロロフィルなどを多く含む緑黄色野菜で、特に、β-カロチンとカルシウムの含有量は、野菜の中ではトップクラスです。シソには、「ぺリルアルデヒド」という特徴的な成分が含まれます。これは、シソの独特な香りの成分で、防腐作用や、サカナやカニの中毒に対しての解毒剤として用いられます。また、発汗、利尿、鎮咳、去痰作用があるので、風邪にも効果的です。漢方薬としても使われており、「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」、「神秘湯(しんぴとう)」、「参蘇飲(じんそいん)」、「香蘇散(こうそさん)」などにも使われます。シソには、リノール酸やα-リノレン酸などの不飽和脂肪酸が含まれております。また、赤紫蘇には、「シソニン」という紫色物質が、含まれており、強力な抗酸化作用を持っております。

食品成分表(可食部100gあたり)

  • エネルギー:37kcal
  • 水分:86.7g
  • 炭水化物:7.5g
  • カリウム:500mg
  • カルシウム:230mg
  • 鉄:1.7mg
  • マンガン:2.01mg
  • ビタミンA(β-カロテン当量):11000μg
  • ビタミンK:690μg
  • ビタミンB1:0.13mg
  • ビタミンB2:0.34mg
  • 葉酸:110μg
  • ビタミンC:26mg
  • 食物繊維総量:7.3g

シソの品種

  • 赤ジソ:主に梅干しの色付けに用いられる。酢などに着けるなどの酸性条件下であざやかな色になる。
  • エゴマ:シソの変種。独特な香り。
  • 紫芽(ムラメ):赤ジソの若い芽。