ナシ-梨-Sand Pear
- 学名:Pyrus serotina
- 分類:バラ科ナシ属
- 原産地:日本
- 仏名:Nashi
- 独名:Nashi-Brine
ほどよい甘みとみずみずしい味わい、シャキシャキした食感。低カロリーで、食後のデザートなどに。
ナシの栄養素
リンゴ酸、クエン酸などの有機酸類、ビタミン類、ミネラル類を含みます。精油(リナロール)なども含みます。
食品成分表(可食部100gあたり)
- エネルギー:43kcal
- 水分:88.0
- タンパク質:0.3g
- 脂質:0.1g
- 炭水化物:11.3g
- 灰分:0.3g
- カリウム:140mg
- カルシウム:2mg
- マグネシウム:5mg
- リン:11mg
- ビタミンB1:0.02mg
- ナイアシン:0.2mg
- ビタミンB6:0.02mg
- ビタミンC:3mg
- 食物繊維総量:0.9g
ナシの品種
- 幸水(コウスイ):赤ナシ。形はやや扁平。果肉はやわらかく、果汁が多い。甘みが強い。
- 豊水(ホウスイ):やや大きめの赤なし。甘みとともに酸味もある。
- 南水(ナンスイ):大型の赤なし。果肉は、やわらかく甘みが強い。日持ちする。
- 新高(ニイタカ):大きめの赤なし。みずみずしく上品な風味。
- 新興(シンコウ):丸型で大玉の赤ナシ。果肉は、やわらかく多汁。甘みと酸味のバランスがよい。貯蔵性が高い。
- 二十世紀:代表的な青ナシ。歯ざわりがよく、果汁が多い甘みのある果肉。
- 二十一世紀:二十世紀の改良腫で、甘みが強くなっている。
- サンゴールド:二十世紀を袋掛けせずに栽培したもの。果皮の緑が濃く、甘い。
- 秋月:やや大きめの赤ナシ。果肉のきめが細かくジューシー。甘みが強く酸味は少ない。
- 新甘泉:赤ナシと青ナシの掛け合わせ。糖度が高く、大玉でみずみずしい。果肉はなめらか。
- 王秋:中国ナシを親に持つ。縦長形。果肉は、やわらかい。ほどよい酸味
- にっこり:新高と豊水を掛け合わせた赤ナシ。大玉で、多汁、甘みも強く食べ応えがある。 晩生種。
- 新雪:1kg以上ある大玉。甘さと酸味のバランスがよい。シャキシャキとした食感。 晩生種。
- 晩三吉:大玉の赤ナシ。古くからある晩生種。果汁が多く、やわらかい。甘みも酸味もやや控えめ。