マメ科で原産地は、南米。紀元前より栽培されており、日本へは、1706年に中国より伝わったので「南京豆(ナンキンマメ)」と言われます。花が咲いた後、土中に子房の柄が伸びて地中に入り結実するので、「落花生(ラッカセイ)」ともいわれます。また、「ピーナッツ」とも呼ばれますが、木の実(ナッツ)ではなく、マメの一種です。
良質のたんぱく質、不飽和脂肪酸、ビタミンB群、ビタミンE、レシチンなどが豊富に含まれています。脂質の多くは、「リノール酸」や「オレイン酸」です。また、薄皮から強力な抗酸化賞を有する「レスベラトール」という物質が含まれます。食物繊維も多く含まれるので、脂肪や糖の吸収を妨げ、高脂血症や糖尿病の予防に役立ちます。