野菜の栽培、栄養素、料理、など、野菜の魅力を伝えていくブログです

キノコ-Fungi

キノコ-Fungi

キノコ類は、担子菌類に属する微生物の子実体で、日本には、約3000種のキノコが存在しますが、食用、薬用として利用されているのは、約300種です。「古事記」や「日本書紀」にもキノコの記録があり、古くから食用にされてきた歴史があります。キノコの特徴は、風味と旨味にありますが、風味成分は、レンチオニン(シイタケ)、メチルシンアメート(マツタケ)などで、旨味成分は、グルタミン、グルタミン酸、アラニンなどのアミノ酸です。

キノコの栄養素

キノコは低カロリーで、また食物繊維が多く含まれております。また、「エルゴステリン」という物質が含まれており、日光の紫外線の働きでビタミンDにかわります。
・シイタケ:シイの朽木に寄生するキノコで、昔から不老長寿の食べ物とされ珍重されてきました。シイタケは、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウムが多く含まれています。また、特有の成分でエリタデニンやレンチナンを含んでいます。

キノコの種類

・マツタケ:ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンDが多く含まれます。
・シメジ:グルタミン酸やリジンという旨味成分を含んでいます。
・ナメコ:ムチンを含んでいます。
・マッシュルーム:世界三大キノコのひとつ。食物繊維を多く含みます。
・マイタケ:多糖類のグルカンを含みます。