パイナップル科。ブラジル原産。「pine(マツ)」と「apple(リンゴ)」の合成語で、外見が「松ぼっくり」に似ているところから名付けられたと言われています。1502年、ポルトガル人がヨーロッパのセントヘレナ島へ持ち込んだのが始まりで、アフリカ、インドなどの全世界の亜熱帯へと広がりました。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどのビタミン類、クエン酸、マロン酸などの有機酸類を含みます。また、たんぱく質分解酵素のブロメリンを含んでおり、肉を柔らかくする目的でパイナップルを使うのは、このブロメリンのたんぱく質分解酵素のためです。