「漢方薬」というのは、中国から伝わった医学である「中医学」を元に、日本独自に発展していったのが「漢方薬」です。ですので、「中国の漢方薬」という、言葉をよく聞くけど、これは厳密には、まちがっています。「漢方薬」は、必ず複数の原料を混ぜますが、このひとつひとつの原料を「生薬」と呼びます。「生薬」になるのは、木の根や葉などの「草根木皮」が主です。それ以外にも動物、鉱物などの天然の素材です。
風邪などによく使用される漢方薬の「桂枝湯(けいしとう)」や「葛根湯(かっこんとう)」には、「桂皮(けいひ)」が入っています、これは、俗にいう「シナモン」です。また、「生姜(しょうきょう)」も入っていますが、これは乾燥させた「ショウガ」です。厳密には、野菜にはならいですが、このように植物由来の生薬は、たくさんあります。
いや~、野菜は、偉大ですね!野菜というより植物だけど(*’▽’)近年では、海外の輸入品に依存していた生薬原料について、国内栽培を再開する機運が高まっています。こういう植物を自分で育ててもおもしろそうですね☆ミッシー先生に教えてもらぉ~っ、と、ぱたぱたっ