ホウレンソウ-菠薐草-Spinach
ホウレンソウ-菠薐草-Spinach
アルメニアからイランにかけてが原産のアカザ科の超年生本草。日本には、江戸時代の初期に中国から伝わったものと、明治以降に西洋から入ってきたものがあります。
ホウレンソウの栄養素
ホウレンソウには、β-カロチン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、葉酸などのビタミン類、鉄、マンガン、亜鉛、リン、マグネシウム、ヨード、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラル類を豊富に含みます。
食品成分表(可食部100gあたり)
- エネルギー：20kcal
- 水分：92.4g
- ナトリウム：16mg
- カリウム：690mg
- カルシウム：49mg
- マグネシウム：69mg
- 鉄：2.0mg
- 亜鉛：0.7mg
- ビタミンA(β-カロテン当量)：4200μg
- ビタミンK：270μg
- ビタミンB2：0.20mg
- 葉酸：210μg
- ビタミンC：35mg
- 食物繊維総量：2.8g
ホウレンソウの品種
- チジミホウレンソウ：寒にあてて栽培することで低温ストレスを与え、糖度や甘みをアップさせてある。葉肉も厚い。
- 赤茎ホウレンソウ：アクの少ない生食用品種。サラダの彩に最適。ベビーリーフとして用いられている。
- サラダホウレンソウ：生食用に改良された品種。もしくは水耕栽培されたもの。アクが少なく柔らかく、色はやや薄い。
