メロン-Melon
- 学名:Cuccumis melo
- 分類:ウリ科キュウリ属
- 原産地:東アフリカ
- 仏名:melon
- 独名:Melone
ウリ科、インド原産。有史以前にエジプト、ギリシャで栽培されており、日本にも弥生時代に伝わっていたと言われています。摘み取ってから追熟させなければならないのは、細胞の中に不溶性のプロトペクチンがあり、これを分解させて可用性のペクチニン酸やペクチン酸にして果肉を柔らかくするためです。
メロンの栄養素
ショ糖、ブドウ糖、果糖などの糖類が、主成分です。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどのビタミン類、カリウムなどのミネラル類、そしてβ-カロチンが含まれています。
食品成分表(可食部100gあたり)
- エネルギー:42kcal
- 水分:87.9g
- タンパク質:1.0g
- 炭水化物:10.4g
- カリウム:350mg
- カルシウム:6mg
- マグネシウム:12mg
- リン:13mg
- 鉄:0.2mg
- 銅:0.04mg
- ビタミンB1:0.05mg
- ビタミンB2:0.02mg
- ビタミンB6:0.11mg
- ビタミンC:25mg
- 食物繊維総量:0.5g
メロンの品種
- アンデス:青肉のネット系メロン。
- クインシー:赤肉のネット系メロン。なめらかな口あたりとコクのある甘みがある。
- 赤アールス:赤肉ネット系のアールスメロン。
- ハネデュー:白肉のノーネット系。甘みが強く多汁。
- ホームラン:ハネデューから生まれた品種。白い果肉は、なめらか。
- マーブル:白肉のノーネット系。楕円形で黄色に緑の模様。上品の甘さで、歯ごたえがよい。