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ブドウ-葡萄-Grape

ブドウ-葡萄-Grape

  • 学名:Vitis spp.
  • 分類:ブドウ科ブドウ属
  • 原産地:コーカサス地方
  • 仏名:vigne
  • 独名:Traube

ブドウ科。コーカサス原産。ブドウは、紀元前3000年のエジプト時代から栽培されていました。日本へは、20世紀に伝えられ、平安時代には、栽培が行われていたと言われています。

ブドウの栄養素

甘みと果汁がたっぷりのブドウの主成分は、ブドウ糖と果糖です。また、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素、ホウ素、シュウ素などのミネラルを豊富に含みます。また、ブドウから作られるワインですが、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれています。

  • エネルギー:59kcal
  • 水分:83.5g
  • タンパク質:0.4g
  • 脂質:0.1g
  • 炭水化物:15.7g
  • カリウム:130mg
  • カルシウム:6mg
  • マグネシウム:6mg
  • リン:15mg
  • 鉄:0.1mg
  • ビタミンB1:0.04mg
  • ビタミンB2:0.01mg
  • ビタミンB6:0.04mg
  • ビタミンC:2mg
  • 食物繊維総量:0.5g

ブドウの品種

  • 巨峰(キョホウ):黒皮ブドウの定番。多汁で、甘みが多い。
  • デラウェア:小粒品種。果汁が多く、糖度が高い。
  • ピオーネ:巨峰とカノンホールマスカットの掛け合わせ。マスカットに似た上品な風味。
  • ナイアガラ:コンコードとキャサディの掛け合わせ。多汁で甘く、香り高い。ワインやジュースの原料になる。
  • ゴルビー:あざやかな紅色。大粒で丸い果実。すっきりとした甘み。
  • ネオ・マスカット:マスカットオブアレキサンドリアと甲州三尺の掛け合わせ。
  • レディフィンガー:ピッテロビアンコとも呼ばれる。果粒は、細長く先端が曲がっている。
  • マニキュアフィンガー:ユニコーンとバラディ2号の掛け合わせ。甘みと酸味のバランスがよい。先端が赤く色づくのが特徴。皮も食べられる。
  • スチューベン:やや小粒の黒皮ブドウ。糖度が高く、濃厚な甘み。
  • 甲斐路:山梨特産の紅色マスカット系。上品な甘みがあり、みずみずしい。
  • レッドグローブ:冬季に出回る輸入品。からに大粒で、果汁は少なく、果肉はかため。皮ごと食べられる。
  • ヒムロット:皮が薄くタネがない。そのまま食べられる。
  • ロザリオビアンコ:マスカットオブアレキサンドリアとロザキの掛け合わせ。やや細長の大粒で皮ごと食べられる。
  • 山ぶどう:甘みと酸味が強く、小粒で、果汁が少ないが、栄養成分が豊富。ワインやジュースに使われる。