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リンゴ-林檎-Apple

  • 学名:Malus pumila
  • 分類:バラ科リンゴ属
  • 原産地:コーカサス地方北部
  • 仏名:pomme
  • 独名:Apfel

リンゴ-林檎-Apple

バラ科、コーカサス原産。古い時代に中国から「林檎」として伝えられたものは、味がまずく、あまり利用されず、明治初年、アメリカから導入された紅玉、スターキングなどが、一般に普及しました。

リンゴの栄養素

ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCなどのビタミン類、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸などの有機酸、ミネラルがバランス良く含まれています。

食品成分表(可食部100gあたり)

  • エネルギー:54kcal
  • 水分:84.9g
  • タンパク質:0.2g
  • 脂質:0.1g
  • 炭水化物:14.6g
  • 灰分:0.2g
  • カリウム:110mg
  • カルシウム:3mg
  • マグネシウム:3mg
  • リン:10mg
  • ビタミンB1:0.02mg
  • ナイアシン:0.1mg
  • ビタミンB6:0.03mg
  • ビタミンC:4mg
  • 食物繊維総量:1.5g

リンゴの品種

  • フジ:果実は、大きめ。甘みが強く、果汁も多い。肉質は、ややかため。
  • ジョナゴールド:ゴールデンデリシャスと紅玉の掛け合わせ。甘みと酸味のバランスがよい。
  • 紅玉:アメリカ原産品種。酸味が強い。アップルパイやジャムなどの加熱調理向き。
  • ツガル:ゴールデンデリシャスと紅玉を掛け合わせたもの。甘みが強い。
  • 陸奥:ゴールデンデリシャスと印度の掛け合わせ。400g以上の大型。味は、さっぱり。
  • 秋映:千秋とつがるの掛け合わせ。酸味があり、甘みとのバランスが良い。果肉は、かため。
  • 王林:ゴールデンデリシャスと印度の掛け合わせ。ナシに近い食感。香り高く果汁も多く酸味は少なめ。
  • 千秋:やや小ぶりながら甘みと酸味のバランスがよく、歯ごたえもある。果汁が多い。
  • シナノスイート:フジとツガルの掛け合わせ。糖度は、高く、ほのかな酸味を持ち合わせている。
  • シナノゴールド:ゴールデンデリシャスと千秋の掛け合わせ。香高くジューシー。貯蔵性が高い。
  • シナノピッコロ:小ぶりで甘みと酸味は、中程度。
  • シナノドルチェ:果汁が多く、糖度は14もある。色づきが良い。
  • 未希ライフ:ツガルと千秋の交配種。早生種で、サクサクとした歯ごたえとさっぱりした食感。
  • 世界一:デリシャスとゴールデンデリシャスの交配種。1kgにもなる大型種。
  • アルプス乙女:30gほどのミニリンゴ。フジと紅玉が混植された園で偶然発見された。
  • ブラムリー:イギリス生まれの品種。酸味が強く、加熱すると煮溶ける。